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実力テストや模擬試験でよく目にする「偏差値」。

学校の先生やご両親はとった点数よりも偏差値で合格出来るか判断しますよね。

そもそも「偏差値って何??」って思った事ありませんか?

そんな皆様に、偏差値というものをお伝えしたいと思います。

学校の先生などから聞く偏差値の説明は「自分の学力と学校の難易度」だと思います。

それ、すこーし違うんです。

「自分の学力」というのはテストの点数ですから、偏差値とは異なります。

「学校の難易度」というのは本来ありません。ただ、あるものが影響して出来てしまうんです。

「あるもの??」

それは「進学希望者」です。

1つの学校を受験したいと思う学生が多くなると、「どれくらいの学生が受験するんだろ?」

そう思いますよね??

それを数字で解りやすく表したのが「偏差値」です。

偏差値は合格の可能性を表した数字ではありませんよ。

それはどうしてでしょうか?例えを用いてお話ししたいと思います。

模擬試験を受験した結果が次の様だったとしましょう。

英語…85点(53.7) 数学…69点(62.3) 国語…90点(52.0) 理科…87点(62.5) 社会…57点(48.3)

5教科合計得点…388点/500点(58.4)  ※括弧内は偏差値です。

この学生が地域でも有数の進学校A高校に進学したいとします。

この模試でのA高校の偏差値は65.0~67.5の間です。

「え??この子絶対合格しないよね??」と思ってしまいますよね。

はたして本当にそうでしょうか?

模試の結果から読み取るべき情報は次の様な事が大切なんです。

<模試から読み取る情報>

・偏差値65.0は5教科合計得点はおそらく400点~420点程度でしょう。

・国語は皆いい点数を獲っているので今回の試験は簡単だったのでしょう。

・この学生は数学が得意教科のようです。

・この学生は社会が苦手教科のようです。

これくらいの情報を読み取った後に気になる部分がありますよね?

⓵実は12点~30点で志望校合格圏に入れる。

⓶点数が低い数学が実はとても難しかったのに、きちんと点数を獲れている。

⓷一番得点の低い社会が最も伸びしろがある。

つまり、模試の偏差値から当校が考える対策はこうなります。

☆社会と数学の強化

私達は偏差値を「人気度」だと認知しています。

決して「学生の学力」だとか@「合格可能性値」だとは思っていません。

たかが偏差値に君の人生を左右されるなんておかしいですから。

大切なのはそれを元にどのように合格へ近づけるかだと思っています。